2つの美容外科学会の統一 ③(大森系)

私がJSPAS(いわゆる大森系)の日本美容外科学会に入会したのは平成元年で翌年の春、高知市で毛山先生主催の学会以降ほとんど参加しています。美容外科の開業医と大学の形成外科の教授が交互に学会々長をやる感じで、演題には真面目で学究的と感じるものもあります。
この学会は1977年日本整容形成外科研究会として設立し1978年「美容外科」の標榜が国会で決まった後で改称したそうです。この学会を大森系というのは日本に形成外科を最初に導入した故大森清一先生が中心になって作ったからです。美容外科と形成外科は車の両輪みたいなもの、美容外科は形成外科の一分野という考え方が前提なので、この学会は形成外科専門医でないと正会員になれない事を唱っており、当然、専門医取得も形成外科専門医が前提です。
なお、この学会JSAPSはJapan Society of Aesthetic Plastic Surgery なので訳すと日本美容形成外科学会なのですが、敢えて日本美容外科学会と称しているのは「標榜科と同じ名称でないと力を失う。」という事らしいです。故高瀬晴夫先生がそう聞いたと言われてました。