整形外科学会総会の扉にブラックジャックが・・・

整形外科学会総会(←画像クリックで拡大) 整形外科学会のHPを観ていたら来年の総会の扉が目に付きました。何とブラックジャックが載っているのです。
手塚治虫のブラックジャックは昭和40年代終り~50年代前半に連載された漫画です。そんな古い漫画でも名作として今もって広く知られるとは手塚さんはやっぱり神様だなと思います。
なおブラックジャックは秋田書店の少年チャンピオンに連載されていましたが、連載当初は怪奇漫画として紹介されていました。しかし徐々に人気が出てブラックジャックこと間黒男の性格も暗くクセがあるがヒューマンで正義感のある人物として肯定的に描かれだしました。だから私が高校生の時に誰かが先生に「ブラックジャックのような医者になりたい。」と言っても「頑張りなさい。」と励まされたと思います。
しかし医学会の扉で漫画のキャラクターを載せているのを私は初めて見ました。今回のその決定は主催者の大阪大学教授がしたのでしょうが柔軟な発想の方なんでしょうね。なお手塚さんが一応は阪大医学部の先輩に当たるというのもあったと思います。
今の医学部の教授の世代は昭和50年頃以降の卒業であり、平成の卒業の教授もいますから、昔のような厳めしく権威主義的ではない傾向に思えます。先日も日整会の夜間講習会に出たら最初の教授も次の教授も昭和63年の卒業で、檀上での講演時にお二人とも「僕は、」「僕は、」と言われたのを聞くと親しみを覚えてしましました。