患者を陰で茶化す医療者はレアなのだが

 医療ニュースと雑感の5月23・27日記載「手術室の真実 信じられない罵詈雑言/クソババア、何歳まで生き延びるつもりだ!(週間ポスト)」の続きですが、医療者で患者を陰で茶化す者もレアと思います。
 しかし私は過去に、個性的な看護師を雇ってしまった事があります。面接の時はハキハキして明るい性格が好感が持てましたが、看護学校を卒業してから早々に全く別の職種に就き、当院に面接に来た際、看護師として働いた経験は4ヶ月でした。これには悩みましたが看護師2人体制のサブとして入職だから良いだろうと雇用しました。
 ですがその後、いわゆるオオカミ少年的と、入職半年後くらいに対立していたスタッフが、その看護師の事を私に「O」(オオ)と名付け私とのメールのやりとり等で呼んでいました。オオカミ少年ならぬオオカミ少女。ホラがあるという意でした。また手術介助が力任せでいたわりに欠けていたので、私は何度も注意しました。そして患者さんを陰で茶化して小馬鹿にして言うのが止まらず、私はしびれを切らして割と大きな声で「数多くの美容クリニックの中で、ここを選んでくれた患者さんに対して失礼じゃないか。感謝しろよ!」とハッキリ言いました。ただこの人の言い方は人を本当に馬鹿にしているのとはちょっと違い、茶化して騒ぎたいという、ちょうどブラックユーモアも交えた民放のお笑い番組的発言の連発という独特のものでした。しかし色々が当院の為にならないと入職9カ月の頃、「O」と名付けたスタッフが退職させた方が良いと私を促しました。しかし私は甘いのか、「始末書3枚を書いて反省する意思を示すか退職するかして下さい。」と選択権を与えました。これには結果的に始末書3枚に署名捺印しましたので雇用が続きました。
 けれども始末書など紙切れに過ぎません。振り返れば解決になっていませんでした。
 ただ私も反省すべきところはあります。入職半年後くらいの時、人材的に伸びるんじゃないかと思い将来は主任にと期待させる発言をしてしまった事。能力を伸ばせるような環境を作ってあげるところまで手が回らなかった事です。そして昇給を言ってきても査定上からも私が断ったあたりから激しさが増してスタッフ全員に「こんなクリニック辞めようよ!」と何度も声掛けしていました。そして私が労基法に完全順守する勤務を言い渡したら退職して、また医療と無関係な職種に転職しました。
 そして昨年上半期に、その看護師が昨日ブログで書いた他医のところに勤めていると知りました。他医のブログも読みましたが大変だったろうと思います。そこでも「こんなクリニック辞めようよ!」と言い回っていたと私も伝え聞いておりました。