コンデンスリッチファット(CRF)の講習会

コンデンスリッチファット(CRF)の講習  昨日は脂肪注入の手技としてのコンデンスリッチファット(CRF)の講習に出ました。講習に出て感銘と同時に疑念を覚えた事があります。それは脂肪注入の脂肪は実は大半は壊死するのだが、同時に注入された幹細胞によって新しく脂肪が作られるので、脂肪注入の成果が得られているというものです。
  この話は幹細胞による効果を強調しています。・・・『そうかも知れない。しかしそれほどでもないかも知れない。』思えば、脂肪を注射で注入しても生着すると認められてきたのが昭和61年頃からです。その3年くらい前から日本においては脂肪吸引が一部の美容外科クリニックにおいてまともに取り組み始めたというところでしたので、捨ててしまう位ならダメもとで入れてみるか?とやる医師が出て、その成果に気付いたと聞いています。
 私が学生の頃に読んだ標準形成外科学や形成外科手術書には、脂肪はそれ単独では移植しても無理で、真皮とくっ付けて「Dermal Fat」として移植するなどと書いてありました。しかし後年、形成外科において、その概念が覆されたのです。(続く)