安井夏生教授(徳大整形外科)

安井夏生教授(整形外科)   「安井夏生」・・・この先生のお名前を知ったのは平成2年です。私が日本創外固定研究会・骨延長ワークショップ(当時の名称)に入会・参加・発表した年です。学会参加中に、安井先生の最先端を行っている発言を見聞きしましたから、まだ若いけど学会をリードしている先生だと直ぐ分かりました。同年秋に久留米大学整形外科の医局が安井先生が翻訳された「骨延長―その方法と適用」の医学書を購入しましたので、一通り読んで、骨延長への憧憬が更に高まりました。それは私が久留米大学整形外科で初の骨延長の患者さんの主治医になった事があった思い出に積み重なったものでした。 
 当時、安井先生は防衛大病院整形外科に所属されていました。それで翌年春に私が湘南鎌倉総合病院の整形外科に移籍した際、『関東での骨延長は安井先生の防衛医大か黒川先生(教授)の東京大学の2つが、まともに取り組んでいる施設だから、どっちかに勉強(見学)に行きたい。』と思いました。結局後年にはなりましたが東京大学病院に6~7回、外来および手術の見学をさせて頂きました。なお黒川教授はスンナリ見学をOKして下さいました。大学病院とは教育機関ですから当たり前とも言えますが。
 そういうことで安井先生と私の接点は殆どありません。たった1回だけ、学会の休憩時間の際に、アルビジアネイルの事など少々ご質問し、お答えして頂いただけです。
じゃあなぜブログに接点の殆どない先生の事を書かせて頂いているのか?と言えば、安井先生ご自身が書かれたと思えるHP「若者の夢」を見つけて「面白い!」と思ったからです。そのHPに添付の写真がありますが、先生は昔、剣道部のキャプテンだったからでしょうが、刀を振り上げた姿を載せるなど意外に『型破りの先生だったのか。』と思ってしまいました。
 今は徳島大学整形外科の教授に就任されておられますが、上記HPの中に「私自身は小児整形外科、特に骨延長術の分野で世界を極めているつもりですが、」とありますように骨延長の第一人者として今後も仰ぎ見るつもりです。