額ハイドロキシアパタイト

額のハイドロキシアパタイト 上が術前、下が術後です。この人も術前に安室奈美恵の名前を口にされました。
額の整形と言いますと、今は半分以上の人が「安室奈美恵」と言います。以前は次いで「沢尻エリカ」の名が挙がっていましたが、メディアへの露出度が減った性か、アムロ単独トップの感があります。
さて、この人の場合はオリエンタルの良さを生かして眉の上のやや凹んでいるところを程々出して丸くして欲しい。生え際付近はそのままでというご希望でした。従ってアムロ程でなくて良いというものです。
安室奈美恵なら額を大きく丸くですが、生え際付近をシッカリ出して四角くするとコーカソイドのイメージになります。これは可愛い系を目指す人にはアンバランスになり希望は少ないです。
さて私がペースト状ハイドロキシアパタイトでの額の整形を始めて12年以上経ちました。この手術は小切開から流し込んで皮膚の上からモデリングするので勘と慣れの要素が大きいです。左官職人さん的なものを要求されます。
切開が小さく侵襲も軽いので、医師なら誰でもやれそうだけど極めるのは難しいという手術で、慣れないと凸凹ガタガタのリスクと言いますが、あれは本当です。
なおハイドロキシアパタイトと言えばレディエッセの成分の30%がそれなので、この額の整形でもアパタイトが後々吸収されてなくなりませんか?という質問を受けることがありますが、レディエッセとは分子の大きさが全然違い、固まってしまえば吸収されることは無いものです。(添付画像の大きいのはこちらをクリック≫額の整形・症例紹介の頁)