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鼻尖縮小の手術範囲拡大とは何か。

鼻尖縮小で手術範囲拡大して小鼻も鼻先の上(頭側の方)もスッキリさせる手術をやることは度々あります。実は今もやりました。
鼻先が太い人は小鼻も張っていて、鼻先の上も太いことは多いものです。そういう人の場合、本当に鼻尖だけが細くなってしまうとバランスがおかしくなります。だから鼻尖縮小の手技を周辺まで行いバランスを取るのを行うのです。小鼻においては皮下脂肪を、鼻先より上は皮下脂肪と軟骨(外側鼻軟骨)を程々削ぐことで結果が得られます。

鼻尖縮小時に耳介軟骨を移植で大丈夫?

鼻尖縮小の手術の際、耳介軟骨を3~4枚重ねて鼻先に移植するというのは、よく聞きますが、来院される患者さんから「それを受けたんですが、鼻先は尖りったものの、鼻が大きくなりました。」という話をしばしば聞きます。鼻の鼻翼軟骨内側脚を正中縫合しても、皮下組織除去や鼻翼軟骨の部分切除がされてないままに、耳介軟骨を移植されたとしたら、単純にプラスされたのですから大きくなって当然です。
ですから移植組織は鼻尖部を大きくしている軟骨を削ったものを使うのに限るとすれば、他所から軟骨を足すわけでないですから術後に大きくなることはありません。むしろ移植材料の量を確保するため医師は懸命に鼻尖周囲の軟骨を削ることになり、術後に細い鼻尖となるのが期待されます。鼻尖周辺の軟骨、それを移植するのでは鼻先を術前よりハッキリは下げられないだろう。との意見は出てくるでしょうが、魔女鼻のように下げるのでなければ、つまり術前と同じくらいか、ちょっとだけ下げるのならば鼻の軟骨で十分と言えます。

鼻尖への移植軟骨に変形はまずない。

鼻尖縮小時または鼻尖にただ軟骨を乗せるに当たっては、「変形」はないと思って下さい。メールなどでもよく聞かれるのですが、鼻尖への移植軟骨は移植片自体を糸で縫合して小さな塊にして鼻尖部に縫合固定するだけなので、その塊が曲がったりしないものです。軟骨移植で曲がる、変形するというリスクがあるのは、棒状、板状の軟骨を移植する場合です。

鼻尖縮小は軟骨移植をした方が満足度が高い。

鼻尖縮小の手術では鼻翼軟骨内側脚の正中移動のための縫合で、鼻先が上がってしまいますから、鼻先を下に向けるため軟骨を移植することは多いのですが、同時に鼻尖を細くする効果も出ます。それは鼻先が下に伸びれば細くなるというものです。
鼻尖縮小は、言葉のイメージとして鼻の頭が小さくなる印象ですが、前述のように皮膚が切り取れないから、小さくなるのは僅かで、皮膚の広さはほぼそのままに形を変えて細くなる⇒鼻尖狭細または鼻尖幅狭(正面視のみ)というような勝手な造語の方が実情を表しています。

鼻尖縮小の後戻りは軟骨縫合の糸の弛みではない

 患者さんからのメールなど読みますと、鼻尖縮小が後戻りするのは軟骨縫合の糸が切れたり弛んだりしたからと思っている人がかなりいるようです。しかしそうではなくて、前に夏ミカンの写真を挙げましたが、ギブス固定で無理やり三角にさせられた夏ミカンが徐々に丸に戻ろうとして後戻りが生じるのです。
 ですから鼻の皮膚の厚くて硬い人、概して男性は後戻りし易いと言えます。

鼻尖縮小は、やり過ぎると歪む

zusetu2zusetu3 左端図のように鼻翼軟骨内側脚の正中移動のやり過ぎると鼻先が上がってしまいます。そのため上がり過ぎた部分の鼻翼軟骨は部分切除するのですが、あまりに正中移動が過ぎると削りきれません。また次の図のように鼻先に軟骨を移植することが多いのですが、大き過ぎると術前より鼻先が下がり過ぎます。鼻先の上がり過ぎた部分が削りきれずに軟骨移植で鼻先を下げるとオウム鼻というか魔女鼻というか不快な横顔になります。また鼻尖は正面から見て細くする手術なので、ギブスで左右から圧迫するのですが、鼻を横からつまんだ形が横から見て綺麗でないように、やり過ぎは禁物です。しかしではソフトに圧迫などと言ったら何も変わらなかったとなりがちでもあるのが鼻尖形成のサジ加減の難しいところです。

鼻尖で「激変」「まるで別人」とは他医は何をやったのか?

 先ほどメールをやっと書いて送信しましたら、Mail Delivery Subsystemで戻ってきました。患者さんが入力する際、お問い合わせ欄のアドレスが違っていたのですね。やれやれです。
 さてメールのご質問の概略は『他院で鼻尖縮小術と軟骨移植したがOP後、激変しまるで別人=鼻先は尖りすぎ、下に下げ過ぎ、長すぎ。横から見ても明らかに形がおかしく、鳥のくちばしのように長く垂れ下がった。・・・どうすれば?」というものです。
 これは軟骨縫合で寄せ過ぎ(鼻翼軟骨内側脚の正中移動のやり過ぎ)、ギブスの圧迫の強過ぎ、軟骨移植の大き過ぎが原因と思います。詳細は後日書きます。

鼻尖縮小後に鼻の皮脂を押し出した人は結果が悪い

 前回、自宅で使うギブスで過度の圧迫を続けた人は結果が悪い(悪すぎる)と書きましたが、鼻の皮脂を押し出した人も結果が悪いとの印象を持っています。
 術直後に付けたギブスを1週間近く経って外した際は、鼻の毛穴に皮脂が溜まって見た目に汚いものですが、これを押し出した人で術後19日も経っているのに力が強過ぎたらしく、皮下出血を起こし鼻がボールのように腫れた人がいました。
 そこまでなくても検診でギブスを外し抜糸した日に、クリニックの洗面所に1時間近く籠っていたと思ったら、ひたすら皮脂を出していたという人もいましたが、あまり細くならなかったものです。皮脂はマイクロ摂子で皮脂の先だけ掴めて、それがそっと抜ける位なら実害はないでしょうが、回りを押して押し出すのは、ギブスで過大な圧を掛けるのと同じく皮下が微小に剥がれたり出血したりで、はっきりマイナスと考えています。

鼻尖縮小後の自己装着ギブスはリスクあり(危険)

 鼻尖縮小は学会でも術式が詳細には定まってないものですし、術後のケアも医師によって対応がかなり違います。その最たるものは自宅で自分で装着するギブス(またはテープ)に関してです。
 私は10年前あたりは、担当医の目の届かないところで患者さんにとって初めて事をお願いするのは乗り気でありませんでしたから、術後は患者さん自らが装着するようなギブスまたはテープは敢えて指導しませんでした。
 しかしインターネットが盛んになってくると患者さんの方から家で使うギブスを渡して下さい。と言われることも度々となり、及び腰ながら処方するようになりました。これで好結果を得たケースももちろんあるわけですが、ここの下の方を見て下さい。・・・意外な結果に愕然とします。

鼻尖縮小は前から見て尖るが横は丸い

 昨日の鼻尖縮小のカウンセリングで、伊東美咲の写真を持ってきた患者さんがいまして、「こういう横から見て尖った鼻に鼻尖縮小でできますか?」と聞かれました。私は「鼻尖縮小単独では絶対無理で、軟骨移植をしない場合は横から見たら丸くなります。」と当院専門サイトの図説の3に書いてあるような説明をしました。
 ですから軟骨を移植して鼻先を前、または斜め下に伸ばすことで尖りを出す他ないのが現実なのです。「鼻尖縮小で削った鼻の軟骨でも、それなりに良いですし、伊東美咲を目指すなら耳介軟骨でしょう。」とお話しました。

鼻尖縮小は限界のある手術

090509 又、手術の話に戻します。
 以前も書きましたが、鼻尖縮小と鼻翼縮小は、同じ縮小手術と言っても、随分差異のある手術です。それは、鼻尖の場合、皮膚が切り取れず、またその皮膚は厚く硬めでるため、このブログの6月のところで書かせて頂きました徳永先生はよく「夏ミカンの皮」に例えていました。夏ミカンは写真のように、中をくり抜いても皮だけで同じ形状を保てるものです。これと同様の事が鼻尖縮小・形成でも言えます。だから効果が出し難い、ともすればほとんど変化なし。となり易いのです。≫詳しくはこちら

女は「目」 男は「鼻」が美容整形の基本

あゆvsヨン様.横 jpg 昨日、「女性の整形は目が第一優先、目は大きければ大きいほど良い。」と書きましたが、女性は「目、大きいね。」と言われたら皆、嬉しいはずです。
 浜崎あゆみがスターに昇ってきたのは、そのデカ目が原動力であり、全国に「あゆになりたい、あゆになりたい。」と病的なまでに浜崎に近づくため、髪型・メイク、そして整形とエスカレートしてきた女性は莫大にいるようです。今も雑誌、小悪魔agehaをみれば、あゆ似の外見の女の子ばかりで、あの雑誌では平行二重が当然で、一重や末広二重はいないのではないかと見受けます。
 目が大きいことは、派手さ、明るさ、愛らしさに繋がり、女性が女性らしくある時の重大要件です。少女漫画を見てもヒロインの女の子は皆、デカ目ですね。
 さて、男性の整形の第一優先は何かと言えば、鼻です。少女漫画のヒロインがデカ目であっても、その彼氏はデカ目でありません。涼しげな小さい目ですが、鼻がビシッと高くて長いものです。ぺ・ヨンジュは、目は小さく眼鏡までかけているのに日本女性をキャーキャー言わせました。やはりこの人のカッコ良さは、その高くて長い鼻です。やや大きめで太めなのがまた良いものです。 しかし、もしペ・ヨンジュ似の女の子がいたら、これは外見的には全く相手にされないものでしょう。