後頭部ハイドロキシアパタイトに異物反応や感染だなんて

後頭部アパタイト この写真は2008年1月に日本初公開の後頭部絶壁・小切開注入ハイドロキシアパタイトです。

その後に症例を積み重ねてきましたが、昨今、傷が哆開し、縫合を繰り返しても再び哆開してリンパ液状の液が出た若い女性がいました。

仕方がないから私はオープン治療(傷を縫わずに排液が出るに任せて自然に傷が塞がる)を申し渡し、結局それで治りました。

しかし途中、患者さん心理として不安になるのは当然ですから、セカンドオピニオンとして某大学形成外科教授の診察を受けたところ、ハイドロキシアパタイトに体が合わないから頭皮を大きく切って皮をめくってハイドロキシアパタイトを全部取り出すべきとの治療方針を言い渡されました。

また美容外科・形成外科の名医の某先生からは、感染が原因。細菌培養したらStaphylococcusが出ている。2cm位切開して中にあるだろう細菌のついた不良肉芽を掻き出した上で洗う。との話を受けたそうです。私の元に戻ってきた患者さんは不満爆発寸前の表情でしたが、私は異物反応なんて文献的に読んだことないし、細菌だって、ワン(+)だから皮膚表面に当たり前のようにいる細菌が傷を開いてるんだから検出の時、混じったものとみます。炎症の4徴候がない等から細菌が病因とは考え難いですと言いました(続く)。