なぜ医学部受験で女子が不利に。その1

医学部入試で、東京医大、順天堂、昭和大は公式に女子・多浪生を不利に扱っていたことを謝罪していましたが、順天も、コミニューケーション云々で煙に巻いて本当の事を言いませんでしたが。しかし本当のところは下のようなものです。
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大学が願うのは、『卒業後に医師として第一線でずっと活躍してくれる事』です。
対して女性医師が妊娠を契機に医療と子供の両立で第一線に立てなくなり、専門医取得後に大学を辞めては時間給の良いアルバイトに切り替えるなどで子供の受験の方に注力することが多いので、立派なママであるのは認めても、医師と言う意味では入試でバイアスを掛けてしまうのです。

卒後の女医は結婚となれば医師以外に眼中になく、女医同士で「今度、結婚することになったの。」と聞けば、「おめでとう。彼氏は何科の先生?」との会話が普通に出てくる位です。仮に結婚相手が医師でない場合は社会的に医師に相応するような職業(例えば弁護士)を選ぶ傾向です。思考として主夫をやってくれる人との結婚をまず考えません。

しかし子供が出来てからが大変です。結婚自体は全く勤務先病院には支障がないのですが、妊娠後に産休・育休を取り、復職後は夫は忙しすぎて子育てを手伝う余力がありません。親やシッターの援助を仰ぐにしても限界があり、女医が医業と子育ての両立を図ろうと懸命の努力をします。
そのため、時間外労働・当直・重症患者担当・医師では当たり前の日勤・当直・日勤の勤務を「勘弁して下さい。」等の申し出となり、怠けているのと違うので上司も致し方なく認めるのですが、その分は他医の負担増となります。
また午後に子供の体調の異変の連絡を受ければ急な早退も願い出ます。有給も消化せず夏休みも返上している医師は多い中で、休みはやはり取りがちとなります。

しかし医師不足でどの医療機関もギリギリで回している中で、上述のことで現場が破綻しかねないのです。(続く)