仏大統領選：マクロン・ルペンの2選→来月7日にマクロン勝利（と見込む）

医療や美容整形のお話でなくてすみませんが、私は今、フランス大統領選が気になります。
昨年のアメリカ大統領選では3月初めにトランプが勝つと見込みましたが、それは選挙では「国民は理性でなく心で投票だから」としてトランプが米国民の言いたかったことを代弁していたからでした。

さて、ルペン党首が嘗て述べた発言には私は全く同意です。「帰化自体否定しませんが、そのためには罪を犯さず、規律と価値観を尊重し、フランス文化を共有し、運命を共にする意思を持つ必要があります。」その通りと思います。

フランス大統領選は1回目の投票で過半数を超える人はいないでしょうから、上位2人の決選投票となるでしょう。私の予想ですが、1回目の上位2名はマクロンとルペンです。ルペン党首にとって20日のパリでのテロはそれほど追い風にならず、トランプ大統領の称賛発言はむしろ若干マイナスと観ます。
そして来月7日の決選投票ではマクロンが割と差を付いてルペンに勝つでしょう。なぜならフィヨン、メランション支持者で決選投票ではマクロンに投票する者がいても、ルペンに入れる者は殆どいないからです。

とは言えルペン党首のFNが一定の勢力を持つのは歓迎したいです。しかしフランスにとっての基軸はEU残留、独仏枢軸を続けることとで、それが国益に叶うここと思います。