日本整形外科学会総会

ブラックジャック 整形外科学会 本日まで日本整形外科学会総会があったので神戸まで行ってきました。新幹線で東京⇔新神戸間は2時間37分で速いものです。
整形外科学・外傷学は私の医師としての礎であり、美容外科の常勤医なっても整形外科救急病院に勤め、土曜の午後は手術、火曜の夜は当直、その病院には平成19年まで毎週通っていました。ですから今でも四肢の骨折を整復して金属で留める、ギブスを巻く、または骨を切って金属で留めるのは直ぐやれそうです。
さて、会場で渡された抄録集表紙に学会HPと同じくブラックジャックの絵が載っており嬉しく思いましたら、会場内にはブラックジャックの原稿が掲示されてあり、30cm目の前で見ればGペンの筆圧、ベタの濃淡などから印刷物では分からない手塚先生が制作中の息遣いのようなものを感じ、これは望外の収穫でした。
学会の演題ですが骨延長(脚延長)に触れたものは殆どありませんでした。これは骨延長に積極的な整形外科医は実は少なく、私が所属している日本創外固定・骨延長学会の参加医師もいつも決まった顔ぶれです。 また整形外科の日常診療で股関節疾患で来院する患者さんは少ないものですが、今回も股関節の演題は多かったです。学問的に深みを追求できる分野だからです。
帰りに名古屋に寄り、学生時代の大親友の女医とポリクリ(病院実習)を一緒にやった女医との3人で会食しました。学生時代の懐かしい思い出話し、今だから言えること等を話せて旧友とは有り難いなあ。と思ったものです。