シリコン注射・顔変形(扇風機おばさん)

シリコン注射 顔変型  シリコン注射をボリューム充填の目的で使い続けていると写真の様なシリコン顔貌になるのは美容医療関係者の間では知られています。
 なお一般病院で使う注射器の材質はとして今は、使い捨て用プラスチック製が一般的ですが、実は内筒部分にシリコンオイルが潤滑油として用いられているのは医療従事者の間では知られています。だから注射された人は超・極微量とは言え、シリコンオイルを体内に入れられています。だからと言ってこれで疾病になるとの指摘はありません。
 さて昨日、男装の麗人、細川女医を『一刀両断に非難も出来ないのが・・・。』と書きましたのは、顔へのシリコン注射を、もの凄く少量で打っていたからです。(故)美空ひばりも細川先生から注射を受けていたとの噂もあります。
 私、木村はシリコン注射の後遺症として、額、鼻、頬、胸、腕、手背、陰茎に入れられた人々のシリコンを除去したことがありますが、皆、一定量以上を充填されて変型・硬結を来たしていた人でした。
 ですが細川先生のように極々少量ならば一般に有害と言われているものを注入しても好結果を生む事もあるかも?という思いが私にはあります。一口に美容外科で使うシリコン注射と言っても製造メーカーで材質が異なっていたこともあります。
 シワ・タルミの治療としてアプトス・ワプトス・シルエットリフトなどの糸を入れた後は、肌にハリが出るとも言いますが、液体でないにしても異物を入れた後、このような副次的な効果を生むのも考慮して良いと思います。(続く)