鼻中隔延長後の早々に再手術を希望 【死ぬと言う患者⑥】

4回目の鼻中隔延長+I型シリコンプロテーゼの術後も又々ですが早々に再手術を希望されました。
その時のやりとりは下記の様なものです(私、木村の返事に関しては、忠実に再現しています。彼のもほぼ忠実にです。もう代理人弁護士も分かっているはずです。)

彼は:三ヶ月は無理と断わられたばかりですが、無理してでも早くしたい。どうしても無理でしょうか?
木村:「急げば変形、壊死を起こしかねません。」
彼は:変形する可能性があっても成功する可能性もあるならやりたい。もし変形したとしても先生を責めたりする気はもちろんない。もし変形して人前に出れなくなるならもうそれで諦めがつくと思う。
木村:「お気持ちは分かりますが、成功する可能性が半分以下かもしれません。今の鼻は無理に無理を重ねています。今ふたたび手術して変形した場合、その修正は移植手術となり、もっとリスクがある手術となります。私は怖いです。」
彼は:(成功する可能性が)半分以下でもお願いしたい。
木村:「患者さんの無理を聞いて敢えてやったら、マズイ結果になったケースもあります。患者さんは、「それを治して下さい。」と言っても、もう上手く治せないのです。永久にです。私はそれが恐いのです。」
彼は:リスクなど承知している。このままなら今まで受けた全ての手術を後悔する。これであと三ヶ月も待つのは精神的に平常でいれる気がしない。明日にでもまた手術を受けたい。来週のできるだけ早い日にお願いしたい。
(続く)