もう精神的におかしくなりそう 【死ぬと言う患者⑨】

表題の言葉は彼が土下座をした2日後の言葉です。真剣に悩んでいるのは分かります。私も困惑しました。土下座をした後の夜更けの話し合いも、そのような抑鬱的なムードで行われ、私は他の患者さんへ返信メールを早く書かねばと思いつつも、彼の話をむげにさえぎる訳にもいかず、彼が話す自分は父が●●歳の時に出来た時の子供で、弟は●●歳と●歳がいる。何処何処で働いていた等という事の生活環境の話も含め、じっと聞かなければならない状況でした。
この頃のやりとりは下記のようなものです。(尚、この時期の形状は当院鼻中隔延長HPの症例として一旦載せた『術後半年超』とほぼ同様です。)

彼は:もう精神的におかしくなりそう。変形してしまい治るかわからない鼻になってしまった僕には毎日本当に死にたいとしか思わない。
(その2日後)
木村:「私は先日●●月●日に○○さんが来るとなれば、□□先生を含め5人程の医師から話を聞き、皆それぞれの意見を聞いて○○さんも色々考えて私に●月の時とは異なる提案をして来て、それに対して私なりの意見を言って、どういう手術をやるか決め、当院での手術予約をすると思っていましたので、あの日、夜中4時間に及ぶ事は色々ショックであります。」「以前のお約束通り、5軒はカウンセリングに行く、つまり□□先生以外、あと4人の先生の診察を受け、お話を聞くことををされて下さい。」
(更に1日後)
木村:「患者さんが手術について考えても分からぬ事ばかりで、考えると言うより悩み続けるだけで解決法が見い出せないものです。そこで5軒はカウンセリング巡りして先生方のご意見を聞いて下さい。と言い続けたのです。」