当院に連絡してきた医師たち ①美容外科“命”な若人

美容外科医私も実質的な開業から約14年経ちました。
この間、幾人もの医学生や医師から、将来美容外科をやろうか否か等を相談を受けて来ました。
メールだけで終わった人も多いですが、直接来て、じっくり話しを聞いて色々アドバイスしたことも多いです。

下記は伏せてばかりですみませんが、相談に来た今はバリバリの若手医師のことを思い出して書きました。
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平成■■ 4月   ■■医科大学医学部入学(●浪)
平成■■ 2月   当院に卒後の進路相談に来院。
平成■■10月   日本美容外科学会(JSAPS)のコメディカルとして参加
平成■■ 3月   ■■医科大学医学部卒業(6年間で医師免許取得)
平成■■ 4月   ■■医科大学病院にて臨床研修開始 ■■大形成外科でも研修
平成■■ 4月   某大手美容外科クリニック入職(卒後3年目)
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彼は学生の時、私のところに来た際、パッとみた外見から美容外科は向いていると思いました。
色々美容外科について勉強しているようなので、土曜に夜に訪ねに来れば夜更けまで何度か話し合っています。
そのうち日本美容外科学会を見てみたいと言われるので、許可制で厳しいJSAPSには当院の職員ということで参加してもらいました。
すると彼は学会の懇親会の後の2次会、3次会まで出て色んな先生方の知遇を得たそうです。

臨床研修の際は母校の形成外科の研修のみならず、昔から美容外科を標榜している■■大学形成外科にも3ヶ月研修に行っています。
私は彼に「昭和の時代なら整形外科から始めるというのも一法だったが、平成に入れば形成外科が美容外科容認に大きく変わったから、臨床研修が終わったら形成外科の入局を奨めますよ。」と何度か言って来ました。しかし私の経験上「だからと言って形成外科やってないと駄目とも言いません。」と話していました。

ところが・・・。私はハッと我に帰る思いをしました。それは彼が臨床研修が終わる頃に、春から某大手美容外科に入職すると連絡して来たことです。
聞けば研修中に行った他大の■■大学形成外科の医局長から何度もオファーを受けたのを振り切ってとのことでした。 私は一瞬躊躇いましたが、「決断した以上は頑張れ!」とのエールを送りました。
そして私が感じたのは、彼は“美容外科を直ぐにでもやりたい熱い気持ちが抑えきれない!”というものでした。これは20代の頃の私と同じです。

・・・将来は美容外科をやることを念頭に普通に形成外科に入局した医師以上に、3~4年考え抜いた末の決断として『1年でも早く美容外科医師として出発』。この熱い情熱も評価できます。美容外科勤務を最短5年は続け、上司から学びつつ技量を身につけて欲しいです。
彼の大手美容外科入職後半年位して又会いましたが、「凄く日々勉強になっています。」と全く後悔の表情を見せない笑顔を見て安堵しました。