脂肪吸引

なるべくリスクや痛みの不安もなく脂肪をとりたい、という場合は脂肪吸引がお勧めです。ダイエットよりも確実に安心に痩身を目指すことができるでしょう。

症例画像料金Q&Aコラム

症例画像

頬の脂肪吸引

頬の脂肪吸引

頬の脂肪吸引は、体の脂肪吸引とは異なる細い吸引管で脂肪を吸い出します。また真空ポンプは使わず、注射器に吸引管を付け、注射器の内筒を指で引き適度な引圧にて耳たぶの裏から吸引します。私の術式は耳たぶの裏に注射針にて穴を開け、極細の吸引管をその針穴から差込、吸引します。メスを使うことはありません。

手術後は専用のバンテージを頬に当て、圧迫を続けます。顔の脂肪吸引は、頬が体と違って脂肪層が薄く、たくさんの脂肪が取れるわけではなく、その効果は残った脂肪の拘縮による、引き締まりで得られる要素が大きいものです。そのためにも最低でも1ヵ月は家にいる時はバンテージで頬を圧迫するリハビリを続けたが良いでしょう。

二重顎の脂肪吸引

二重顎の脂肪吸引

二重顎の脂肪吸引も、耳たぶの付け根の後ろに注射針で穴を開け、吸引間(カニューレ)を「J」の時に曲げたものを差し込んでアゴ部分まで吸引します。
頬同様に圧迫しますが、写真のように若干の内出血による黄色位は色が2週間程度までは分かりますが、色は薄い事が多く、お化粧で隠して術後1週間で社会復帰を目安に考えて下さい。
形状の完成には3カ月以上を要し、肌質の見た目の質感や感触の完成は半年位かかります。

上腕の脂肪吸引

上腕の脂肪吸引

全周法での脂肪吸引をお奨めします。上腕の脂肪層は太腿などから比べれば薄く、限られた範囲の吸引では変わり映えしないからです。 腕を水平に上げた時に垂れる「振袖」部分の吸引を薦める医師もいますが、あれは筋肉も含めた軟部組織が垂れているだけです。特に「振袖」の前面は解剖学上の横断面で脂肪層はかなり薄いものです(h15年の美容外科学会の発表の際に指摘しました)。

なお、一般の美容外科では腕を水平に上げた状態を術前術後写真として使いますが、患者さんの気にしているのは、腕を降ろした時、特に横から見て太く見える事ですから、術前術後写真も降ろした写真で比較するのが大切です。

腹部の脂肪吸引

腹部の脂肪吸引

全腹の脂肪吸引をお奨めします。これは「前」腹ではありません。上・下腹部のが一般の腹部を意味する訳ですが、女性の場合ウエストのくびれを作らないといけませんから、背中側まで回り込んだ吸引が必要です。これを合わせて「全腹」の脂肪吸引と呼んでいます。また、腹部は腹筋が緩んで内臓ごと前方に出ている事が多いですから、ご自身が思っているより脂肪がついてないケースが多々あります。診察時によく診せて下さい。

なお、この症例に関しては内科肥満外来にも通院して頂いております(しかし内科的治療だけでは、ここまで変わりません)。

大腿の脂肪吸引

大腿の脂肪吸引

これも全周法をお奨めします。この場合、お尻の下方(臀部移行部)も含めて行わなければなりません。横から見たときの一連のシルエットの流れがあるからです。 また太腿と合わせて膝周囲も同時に吸引を行う必要があると思えます。関節~関節(股関節~膝関節)までを仕上げたほうが見た目に美しいのです。
大腿は脂肪吸引の中で一番脂肪の量が多く、全周法が変わり映えも一番大きいところです。


料金

表示金額は税抜き価格となっております。


手術項目 金額
脂肪吸引 頬部 ¥250,000
下顎部 ¥200,000
頬部+下顎部 ¥350,000
上腕部 半周法 ¥350,000~
全周法 ¥500,000~
上腹部 ¥250,000~
下腹部 ¥300,000~
ウエスト・腰周り ¥300,000~
腹部全体 ¥650,000~
大腿部 後面上方+臀部下方 ¥350,000~
後面上方+臀部全体 450,000~
全周+膝周り ¥850,000~
内側/外側 前/後 ¥300,000~
膝周り ¥300,000~
下腿部(ふくらはぎ+足首) ¥500,000~

よくあるご質問

脂肪吸引は誰でも受けられますか?
どれ位細くなりますか?
どこの部分が一番脂肪が取れますか?
脂肪を吸引した部分だけ細くなってアンバランスになりませんか?
脂肪吸引により体重は減りますか?
すごい太っている場合、皮切りも必要ですか?
脂肪吸引で皮膚がデコボコになりませんか?
脂肪吸引で皮膚がシワシワになりませんか?
脂肪吸引はリバウンドしませんか?
脂肪吸引は入院が必要ですか?
脂肪吸引はどの位腫れますか?
脂肪吸引は術後の痛みはありますか?
内出血の色は出ますか?
手術後の圧迫について教えて下さい。
お風呂はいつから入れますか?
傷跡はどれ位で消えますか?
術後の肌はどれ位で柔らかくなりますか?
吸引したらもう太らない体になったということですか?
将来メタボリックシンドロームの予防になりますか?
別の部位はどの位の期間を開けたら吸引できますか?
脂肪を取り足りない時はまた吸引して貰えますか?
術後、どれ位の期間で完成形になりますか?
術後、皮膚のカサつきや感覚が鈍いのはいつ頃治りますか?

医学コラム

脂肪吸引とは何か?

大腿全周+下腿

脂肪吸引とは、陰圧をかけて皮下脂肪を細い吸引管で吸引する手術です。脂肪というのは元々水に浮いてしまう位軽いものであるため、体重自体は余り変わらないですが、部分的に細くすること、ボディラインを整えるという面では効果的です。

しかし、幾らでもサイズダウンは出来ず、例えば太腿ですと骨・筋肉・皮膚の厚みは変わらないままですし、脂肪層の脂肪自体が幾らでも吸引出来るものでなく、皮膚の裏や筋肉の上に付いている脂肪や脂肪層内の線維性結合組織に付いている脂肪はなかなか吸い出せないため劇的に細くはならないものです。



脂肪+チューメセント液+血液

右の画像ではビンに約4.4リットルの燈色の物が浮んでいますが、これが脂肪+チューメセント液+血液です。チューメセント液でかなりふやかして吸引するため、脂肪そのものは3リットル未満でしょう。ですから術後の細さはそれなりのレベル程度です。ただこれでも出来るだけ頑張ってやった結果です。

なお、ビンの中で分離して下に溜まっているのは脂肪は殆ど含まないチューメセント液+血液です。色の上では真っ赤に見えますが、コップの水に赤インクを3滴入れれば真っ赤に見える様なもので、この下の部分の血液含有量の学会報告もありますが、通常5%以下です。私も三菱化学で検査を何回か依頼しましたが同様でした。

リバウンドや術後のケアについて

バッグの種類

脂肪吸引がダイエットと大きく違うのは、リバウンドがほとんどないということです。通常、脂肪細胞が大きくなったり小さくなったりすることで太ったり、痩せたりはしますが、脂肪細胞は成長期でその数が決まってしまうと言われています(近年は異論も出ていますが)。脂肪吸引の場合、脂肪細胞自体を取り除いてしまうため、残っている脂肪細胞がたとえ大きくなったとしても、脂肪細胞の絶対数が減少しているためリバウンドするという程のことはありません。

術後は腫れむくみが生じてしまうため、圧迫が大事になってきます。圧迫することにより腫れを最小限に抑え早くひかせる、弛まないようにさせる等々メリットが多く、1~3ヶ月はしっかり圧迫をすることが美しく仕上げるポイントとなります。また超音波やエンダモロジーを施行すると術後の経過を早め、皮膚のしなやかさを回復させます。

なお、手術は範囲が限られていれば局所麻酔、範囲が広ければ硬膜外麻酔+局所麻酔が一般的です。硬膜外麻酔は脊椎麻酔と異なり効かせたい部位にのみ効かせられる優れた麻酔方法ですが、血圧・脈拍の変動を伴う事もあり、万一の際は全身麻酔に移行するかも知れないのを念頭に置いて行なう本格的な麻酔です。気楽な麻酔ではありません。そのため尿管は必須です。尿量で点滴の測度を調整したりします。

吸引した量以上に効果が出るのか

吸引した量以上に効果が出るのか

脂肪というのは細胞膜に脂肪滴が溜まっているような構造ですから、脂肪細胞そのものが吸い出せなくても、細胞膜が破れ脂肪滴が出れば脂肪細胞は小さくなります。こうやって小さくなった脂肪同士が連なって全体しても脂肪層が薄くなっていくのを「拘縮(組織の引き締まり)」と言います。

ただ傷ついて脂肪滴が出た細胞も放置ではそれなりに回復してしまいますから、術後は毎日一定時間以上の圧迫が効果的で、右のモニターの人のように術後1週間迄は1日中、それ以降から3ヶ月までは就寝時のみ圧迫を続けましたところ、一回り小顔の綺麗な輪郭となりました。

また、この拘縮ですが、脂肪だけでなく皮膚にも生じます。特に顔の吸引にように脂肪大して厚くもないため、皮膚直下の脂肪にも吸引操作を行う時、裏から擦られた皮膚は丁度ヤケドを負った皮膚が縮むようなもので、少し縮み、肌にハリを出す効果が得られます。これはSuperficial Liposuction(表層脂肪吸引)と言われます。

頬脂肪吸引の「拘縮」の経過

頬脂肪吸引の「拘縮」の経過

この人は元々脂肪の厚いお顔ではないのですが、頬の肉が下がってきて四角い輪郭になって来たとの事で、まだフェイスリフト手術適応のご年齢でないので結局、頬の脂肪吸引を行ないました。術後8日が反って顔が大きくなったように見えるのは、元々皮下脂肪が厚くないからです。脂肪が厚いと取った量と腫れが術後1週間位で同じになり術前と同じイメージになっているものです。

さて1ヶ月検診の時に、「家の人に圧迫バンテージを見られたくない」等と言ってろくに圧迫をしなくなっていたので、全然効果が出ていませんでしたので、毎日必ず一定時間は圧迫を続けるように、そうすれば拘縮効果で必ず良くなります。と強くご指導しました。それでその後はハッキリ効果が出て来ました。これは取れた脂肪の量は多くなくても拘縮で効果が出せたというものです。

なお、術後の浮腫みは上半身の方が回復が早く、下半身は遅いものです。膝周りや下腿は術後半年でもまだ浮腫みが続いている事が多く、完成の細さは厳密には1年以上かかる印象を受けています。

チューメセント法(スーパーウエット法 / ハイパーウエット法)とは

チューメセント法

脂肪吸引は開発から最初の10余年は、血液吸引などと揶揄される位に出血が多く、昭和60年代は自己血輸血(自分の血液を3週間位前に取って術中輸血する)が行われていました。私もその頃から脂肪吸引を開始し、大変物騒な手術との感想を持っていました。また吸引管が外国製の太い物が多かったせいもあり、凹凸醜形もザラでした。それがチューメセント法(吸引前に水溶液を多量に脂肪層に浸潤)の確立で様相が一変し、ほとんど出血せずに大量に吸引できるようになり、また凹凸も見なくなりました。

国産の細い吸引管の開発によることもありますが、水溶液で脂肪の層をふやかし厚くすると、相対的に細い吸引管で吸引したのと同じになるとともに、なめらかに吸引出来るようになったことがあります。このチューメセント法は学問的に確立はしていますが、各クリニックでどこまで十分にしてやれているかというと足並みにバラツキが非常に多いのです。

仕上がりの差として大きな隔たりがあるので、治療を望む方はこれをキチンと行う施設で受けるべきです。一般的にこの手術は手を抜かなければ手術時間はかなり長めとなります。水溶液を満遍なく入れるのに長く掛かりますし、脂肪がふやけてカサが増すので吸引にも時間が掛かるのです。

吸引した脂肪の再利用

吸引した脂肪の再利用

吸引された脂肪や切除されや脂肪を捨てずに再利用しようと言う試みは、国内でもヤスミクリニック先代院長の安見正志先生や、目頭切開の内田法(W法)で有名な内田準一先生により、実は古くから行なわれていました。しかし、学問的には何故か脂肪は「Dermal Fat:真皮を付けた脂肪でないと生着しない。」という医学の見解が罷り通っており、それを覆すような意見は、長らく日の目を見ませんでした。

しかし、脂肪吸引が盛んになるに従って再利用の考えが自然に起こってきて、昭和61年頃の美容外科学会にて演題としても取り上げられるようになったと私は記憶しています。そして顔面注入に関してはすぐに一定の評価を得て、正規の美容外科医療として認知されましたが、バストの注入に関しては、当時は感触の良いシリコンバッグが主流だったため、わざわざ脂肪を入れなくてもと言う発想もあり、すぐには本格的取り組みがなされませんでした。

ところが平成2~3年頃から、アメリカのシリコンバッグによる乳癌裁判の余波を受けて、日本でも豊胸術は生理食塩水バッグが主流となりましたが、明らかに感触が悪すぎ、治療を受ける女性の満足が得られませんでした。そこで脂肪注入が顧みられるようになった感があります。脂肪注入による豊胸は各美容外科の医師の共通の見解として、注入脂肪が生きていくためには、注入後に周りの組織から血管が伸びて入る必要があり、それで酸素と栄養の確保が出来、生きながらえていける。このためには注入時できるだけ脂肪を散らばせて入れる必要があるという訳ですが、私は平成7年からメスを使わず、注射の針だけで多方向から注入する手技を研究しており、これは数年後美容外科学会にて発表しました。この手技により、シコリを触知せず、ワンサイズアップを望めるようになりました。

なお、昨今は脂肪注入は10年以上前と打って変わって広く認められる手術となり、当然日本でも同様です。私が平成12年に学会発表した際は、「アメリカでも禁止に近い扱いを受けている、このような手術(脂肪注入での豊胸)は止めた方が良いと思います。」などと複数の医師から十字砲火に近い非難を浴びていました。今は注入脂肪の壊死部分周囲に遺伝子情報を受けて脂肪が再生する等の画期的な研究も発表され、新たな段階に入っています。

スマートリポ

イタリアDEKA社製で、脂肪層内に直径1mmくらいのカニューレを入れて、その先端からYAGレーザーを照射、発生する熱で脂肪を焼き、脂肪を油(オイル)にして、その後2〜3ヶ月までに吸収・分解・周辺組織の拘縮を期待する治療法です。

しかし使用してみて線香花火のようなカニューレでは、一回の施術で少しの変化しか出せず。またその程度の効果を得るなら、同じような極細のカニューレでチューメセント法を効かせてやれば出血もほとんど無く綺麗に仕上がりますので、私個人はスマートリポに特別の優位性を感じませんでした。

スマートリポ使用中の木村院長

脂肪溶解注射(脂肪溶解剤:Lipostabil)

脂肪溶解注射

ホスファチジル-コリン(Posphatidylcholine:PPC)は大豆レシチンの成分であり、高脂血症や脂肪肝の治療薬でもありますが、これをメソセラピー(Mesotherapy)として皮下に注射することは脂肪溶解治療(Lipodissolve)として近年盛んです。皮下脂肪が溶け出し分解物は血中を経て汗や尿や便として排出されます。副作用は痛み・赤味・痒みであり、炎症を起こすために1箇所に打ち過ぎて皮膚壊死の報告もあります。

また一度に広い範囲に打つことが出来ず、一回での脂肪減少の効果は少しであるため同一部位に何回も注射しなければ満足を得る結果が出せません。そして私の経験的には4回注射しても脂肪吸引1回には遠く及ばなかったという実感があります。

エンダモロジー

エンダモロジーイメージ

ダイエットで解消するのは難しいセルライトや皮下脂肪に対し、直接作用。ダイエット効果はもちろん、肌の弾力には欠かせないコラーゲンの生成も促進しますので、メリハリのある美しくきれいなボディーラインができます。脂肪吸引後のケアとしても有効です。

エンダモロジーはセルライトを分解し、リンパの流れをよくし脂肪代謝を活発にする、医学から生まれた初めてのマッサージ。このセルライトとは、脂肪細胞が肥大化すると、リンパや血液の流れが停滞し代謝が悪くなり、表面が凸凹になってしまった状態のこと(オレンジの皮のようなデコボコした肌)。

加齢とともに、腰周り、下腹部、腿などに目立ってきます。このような状態の皮膚構造に働きかけ、血液やリンパの循環がよくし、老廃物の排泄が促進され、余分な脂肪を分解する機能を高め滑らかな弾力のある肌とスリムアップした理想のボディラインが実現していきます。エンダーモロジーは美容外科における脂肪吸引後に使用すると回復を早めると伴に仕上がりの美しさを高めます。

エンダーモロジー腹回り施術

エンダモロジーは、フランスLPG社が開発した「Cellu M6」という器械を用いて行います。写真のように専用の白いスーツを着て1回に約35分施術します。

脂肪吸引の後に行う場合は、吸引部分の創治癒が落ち着いてきた術後1ヶ月から行います。早く滑らかさを出そうとすれば、週に1〜2回、計7〜8回するのが良いものです。
しかし、ご自宅でのハンドマッサージと併用なら、術後の検診と合わせて1、2、3ヶ月の3回受けられるだけでも仕上がりの良さを実感できるものです。

Cellu M6使用中

カーボメッド / 高周波器・加温器

カーボメッドで炭酸ガス注入中

カーボメッド(Carbomed)はイタリアのDEKA社製で、炭酸ガスを皮下脂肪に入れることで代謝を上げ脂肪を薄くするというものですが、エンダモロジーと同じく数回以上施術して効果をあげるものです。エンダモロジーが施術中心地良いのと比べ、カーボメッドは痛いのが辛いです。
また、代謝をあげる、血流を良くするというのは、施術を止めて3ヶ月もすれば元に戻る傾向です。



高周波器・加温器

高周波器や加温器はカーボメッドのような痛みがないのは良いのですが、施術後の戻りやすさは同様です。

エルコニアレーザー / ウルトラシェイプ

エルコニアレーザー / ウルトラシェイプ

この2機種は美容外科学会で業者の強い意向の元の発表を聞いたのとパンフレットを読んだだけなのですが、エルコニアレーザーの発表の中で、脂肪細胞の膜が破れて中の脂肪液が流れ出るとはあったのですが、「脂肪細胞は死んでない」「エルコニアレーザーを照射した脂肪を脂肪注入にも使える」とも言われたのは気になりました。つまり脂肪細胞自体は生きており、注入に使える位ダメージは少ないと受け取れます。

やはり皮膚の上からの照射で皮膚を傷めずに脂肪だけを分解とは無理なのかとの思いです。
このような機器は通院中は効果は上がっているにせよ、通院を止めて3ヶ月~半年以上経っても効果が持続しているのか知りたいものです。

脂肪吸引の歴史

脂肪吸引の開祖 フィッシャー会長と木村院長(1996)

脂肪吸引は元々1977年にフランスのフルニエ、またはイルーズらがはじめたとされますが、その原型はイタリアのフィッシャーが行っており、フルニエはフィッシャーから学んだと言っております(フィッシャー、フルニエ、イルーズは脂肪吸引外科学の開祖)。後年フィッシャーは何度か来日されており、学会出席での際、当院の木村院長も挨拶の傍ら、その話を通訳を介して聞いております。

そして、日本で脂肪吸引が初めて紹介されたのは高須克弥先生によってですが、実は皆が全く信用せず非難轟々でした。後になって実は正当な美容医療と位置づけられ、診療が始められたのは昭和58年頃からです。

しかし当時はまだ黎明期で、全身麻酔を掛けては血だらけで行っていました。自己血輸血も行なわれていた程です。だから脂肪吸引に馴染めない美容外科医師は「脂肪吸引とは血液吸引!」と揶揄していました。

しかし、アメリカはフィラデルフィアの皮膚科医J.クライン(脂肪吸引外科学の中興の祖)が1980年代後半にチューメセント法を開発してから出血が極端に少なく安全に出来るようになりました。その流れで日本でも平成元年、日本美容外科学会地方会で「外来でできる脂肪吸引」としてライブサージェリーがあり、私も出席しましたが、他の医師と「脂肪吸引が日帰り手術で出来るなんて信じられない。」と話しておりました。その後日本でもこのチューメセント法が一般的になり、今日の脂肪吸引の隆盛を見ています。