●たるみが余りない場合、自然な二重にする場合「埋没法」。
手術時間30分:手術方法はまぶたの裏に糸を出しっぱなしにしませんので、とても手間がかかります。5分や10分ではなく時間をかけ丁寧に行いますので、その分、腫れは少なく目の裏のゴロゴロ感もありません。美容外科の中で、最も多い手術です。
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| 手術前 | 手術後 |
●ハッキリした二重にするなら「切開法」(小切開、全切開)です。小切開は3mm切開3ヶ所から皮下を目頭〜目尻まで全切開同様の手技で二重になるようにします。そして傷口を合わせた状態で折れ目から下にテープを貼って固定します(縫合不要)。この方法ですと全切開のように折れ目が均一でありながら、パッチリ系の二重になり、いずれ傷もほとんど分からなくなります。全切開はタルミがあるため皮膚の切り取りが必要な場合や外人風に変える場合に行います(単に取れない二重 やパッチリ系を目指すなら全切開せずとも上記小切開で十分でしょう)。
●縦方向に大きくする場合、二重の拡大で大きな印象にします。また、挙筋短縮術で黒目をもっと見せることにより大きくします(瞼の裏から手術し皮膚を全く傷つけずにやる方法もありますが、効果は程々です。表から行う手術は大きな効果が望めますが、腫れが強く皮膚に傷は残ります)。
●横方向に大きくする場合、目頭切開と目尻切開を行います。目頭切開は、Z形成術が1番優れていると考えます。皮膚を切り取らずに皮弁の交換を行うことで、引きつれず、自然な目頭を見せます。傷が目立ちにくいものです。目尻切開は効果は少しですが確実に変化は出ます。目尻から輪郭までが離れている場合、バランスが取れます。
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| 手術前 | 手術後3ヶ月 |
●軽度のたるみの場合、軽度なら「埋没法」でたくし上げる事をお勧めします。 たるみが多い場合は、「切開法」でたるみを取り除いた方が結果的にキレイに仕上がります。

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| 手術前 | 手術後1ヶ月 |
●目を開ける筋肉の力を強化する手術、つまり眼瞼下垂の手術である「挙筋短縮術」をします。皮膚を全く切ることなく裏からの操作で出来ます。重症例や弛みも同時に改善させるには表から皮膚切除も兼ねて行います。
●目の脂肪が多いので、それを抜きます。1〜2mmの注射の針穴から脂肪を抜いていきますが、二重にされたい方はその針穴を利用して二重にする事もできます。
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●涙袋形成はヒアルロン酸注入または切開眼輪筋縫縮で行います。 また疲れて見えるクマの上の下瞼のふくらみは、若い人で皮膚のたるみがなければ、瞼の裏の結膜に穴を開けて(メスは使わず)、いわゆる目袋の脂肪を取り出します(経結膜法脱脂)。またこれと同時に取った脂肪を注射器に入れ、クマの下の窪みに入れるのも効果的です。ハムラ(Hamura)法より腫れ ず正確で現実的です。 |
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少し腫れ↑ | ![]() |
午後から↓ | ![]() |
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| 手術前(脱脂のみ | 手術後1日目 | 手術後2日目 | 手術後3日目 |
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| 手術前(脱脂+注入 | 脂肪注入 | 手術後2日目 | 手術後17日目 |
●年配の方で皮膚が余ってシワ・たるみを呈しているなら、表から皮膚切除を行います。同時に弛んだ筋肉も剥がした上で、その下層にある脂肪を抜いてから筋肉を目尻側へ引っ張ります(MusculeSuspension)そして、余った皮膚を切り取って縫合するとキレイに仕上がります。このマツ毛の生え際ギリギリの切開線は後々かなり綺麗になります。ここは部位的に極めて治癒が良好なところなのです。

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| 手術前 | 手術後1ヶ月 |
●埋没法
(1)二重埋没法は歴史的には十仁病院で始まったという都市伝説があり、昭和40年代が黎明期とも聞きます。しかし極秘手術として外部にテクニックは伝わらず、昭和50年代までは二重と言えば全切開法が普通でしたが、どうしても切りたくないという人にはビーズ法が行われていていました。
(2)
ビーズ法とは敢えて炎症を起し易い糸を瞼とビーズに通し、ビーズが食い込むように強く締めて、炎症性癒着を作る方法なのですが、後で抜糸し瞼の中に糸を残さないのが埋没法と異なります。しかしビーズ法は凄く腫れるので、昭和60年頃までの過去の手術とも言えます。
(3)
切らない二重手術としてのビーズ法から埋没法が普及しだして数年間は、溶ける糸では可能なのか議論がありました。しかし溶ける糸が抗張力を保てるのが長いものでも2ヶ月程度なので、それじゃダメだと美容外科学会でも平成2年までにも結論が出た感があります。
(4)
埋没法で使う糸で後々には色が脱色して透明になる糸を使う医師は多いものです。これは瞼の皮膚の薄い女性の場合、埋没法の糸の色が透けて見えていることがあり、最初は何となく分かっても脱色していずれ分からなくなるのを期待してです。
抜糸を希望する患者さんは最初の1年位の人が大半なので、1年位は色が何とか残っており、その頃までは抜糸も比較的容易です。それを過ぎれば脱色してしまう位の感じで色が抜け(結び玉は除く)、抜糸は難しくなります。
(5)
埋没法の糸を脱色しない糸で行う医師の術式は、大抵は腫れると考えた方が良いです。それは糸で締め強く結ぶので結び玉が深く潜り、通常は糸の色に気付き難いから脱色の必要性が少ないのですが、強く結ぶ事で組織の循環障害が起こり腫れるのです。
(6)
埋没法の糸を締め強く結ぶ場合、瞼の裏の結膜側に糸を出したまま結んでいることが多いようです。それは強く結ぶから糸が結膜を切り瞼板軟骨の中に潜って行くのが期待できますし、そもそも糸の掛け幅や結わえる組織量が少ないため硬い組織に引っ掛けておく必要があり、ラインを容易に消失させないためにも、意図的に結膜側に糸を出したままで手術を終了しているようなのです。
(7)
埋没法には「挙筋法」か「瞼板法」かという分け方があります。歴史的には「挙筋法」から始まったと言われています。それは挙筋の力を皮膚側に伝える時、挙筋から接線方向に伸びて行く方が皮膚に力が伝わり易いだろうとの発想があったからです。
(8)
インターネット上に埋没法で瞼の裏に糸を露出させていないのとのいるのの区別で「挙筋法」か「瞼板法」と称している間違った考えがあるようです。「挙筋法」もしくは「瞼板法」だろうが、結膜側に糸を露出させたままの手技と潜らせている手技の両方があります。なお露出させていても後で、糸が結膜を切って潜るのが前提です。しかし潜らず何年経っても糸が露出されたままになっているケースが無くはなく、手技上の煩雑さがあっても全て糸は結膜側においても潜らせておくべきと思います。
(9)
埋没法で二重が出来る原理は挙筋の力を皮膚側に伝えると言うと患者さんに説明し易く、多くの医師はカウンセリングで聞かれれば、その趣旨で答える事が多いのですが、医師同士の間では、「結膜側と皮膚側を固定するとその最眉側が重瞼線となる。」との会話になります。
(10)
手術直後に糸が露出したまま終わる手術法は、しばらくして糸が結膜を切って潜ったようになっても浅いところに留まるため、例え10年経っても瞼を擦って結び玉がほどけた時など糸が結膜側に露出し強い異物感・痛み・充血をみて、急いで美容外科で露出している糸を取るハメになることがあります(本日5月26日、他院でH14年に結膜露出の埋没法を受けた人が、この状態になり私が糸を取りました)。
(11)
埋没法でメスを使っている医師が半分近くいる!…美容外科の宣伝では「メスを使わない埋没法」などと皆が謳っていますが、私が嘗て美容外科クリニックを北は札幌から南は熊本まで見てきての感想ですが実に多くの医師が#11番と呼ばれるメスで皮膚を刺すように切って、その溝の中に埋没法の結び玉を落とし込むようにしているのです。「インチキじゃないですか!」というと、「いや、チョンとしか切っていないから、ほとんど切っていない、つまり切っていないのと同じ。」と反論されるのですが私には詭弁に聞こえます。
(12)
埋没法でメスを使っている医師は宣伝でメスを使ってないと書いてないなら詐欺的とも言えなくはないのですが、得てして、このような先生の手術は腫れが少ないものです。それは糸をギューと強く結ばなくともメスを使って結び玉を落とし込める訳で、ことさらギューと結ばない分、循環障害による腫れは少ないものです。
●切開法
(1)二重切開法こそ美容整形の原点で、戦前はおろか明治時代に起源を発するとも言われます。作りたい二重のラインに沿ってメスで切り、皮下組織(主に脂肪)と若干は皮膚も切り取り取るケースが多いです。切開法とは皮膚を切るから二重になるのでなく、皮下の癒着で皮膚側と結膜側の開瞼時の互い違いの動きを封じる、脱脂等でスッキリした瞼にするというのが主眼にあります。
(2)
手術で皮膚側と結膜側の開瞼時の互い違いの動きを封じるとは具体的には切開した部分から睫毛側に剥がして行き、瞼板前組織を僅かに残してその前の組織を切除+中糸固定or中糸の代わりに外糸を中にも通して固定というものです。糸がある間に創治癒で切除した部分に瘢痕ができ皮膚側と結膜側に癒着が起きるので互い違いの動きが封じられるのです。
(3)
全切開でもラインが取れた人を4人診た事があります。執刀医はそれぞれ60歳以上のベテラン美容外科専門医です。なぜラインが取れたかですが、医師が敢えて自然な感じの二重の感じを作ろうとすれば、強い癒着が出来ず、後々癒着が間伸びしてしまう。またはしっかりした癒着を作っても患者さんがアトピー性皮膚炎などで1日に何回も瞼を擦ると癒着が伸びてラインが取れる感じになることはあり得ると考えます。
(4)
全切開では通常は眼窩脂肪を切除します。それは特に外側を深く切って行くと眼窩脂肪を包む隔壁(Septum)が出てきて手術操作の邪魔になるので隔壁(Septum)を切開し適量の脱脂を行います。適量とは手術操作の邪魔になる分位が普通です。無理に奥にある部分まで引き出すと二重の眉毛の間が窪み気味になり老けた印象になります。
(5)
全切開ではタルミ取りとして皮膚切除ができますが、瞼の皮膚は上に行くほど厚くなるので、皮膚の切り取り幅を広くし過ぎると縫合時に厚い皮膚と薄い皮膚をくっ付けるので創癒合後に何となく整形っぽいイメージを作る要因になります。皮膚の切り取り幅は多くし過ぎず、その分、ラインの位置を高くして、たくし上げの要領で二重の幅を得る方が仕上がり的に自然に仕上がる傾向です。
(6)
上瞼のタルミ取りで眉と二重のラインの間が凹んで入る場合、全切開で眼窩隔膜(Septum)が出てきたら脂肪を入れるのは理想的です。上腕内側から脂肪のブロックを採取して入れるのも古典的治療も一法でしょうが、脂肪注入を眼窩隔膜(Septum)内に行うのはシコリを感じさせず、通常の皮膚から針を刺して瞼に脂肪を注入するより良いです。経皮的注入はどうしても眼球や挙筋・ミューラー筋を避けようとして浅めの注入となってしまい、それがシコリを誘発させがちです。
(7)
埋没法で二重が出来る原理が、「結膜側と皮膚側を固定するとその最眉側が重瞼線となる。」とは、元々一重瞼は開瞼時に結膜側と皮膚側のスライド用の動きがあり、それを封じ固定すると丁度袖をめくれば皺が出来る要領で二重の折れ目が出来るのです。
詳細解説専用HP→埋没法 小切開 全切開 目頭切開・目尻切開・挙筋短縮・経結膜法脱脂・下瞼切開
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