江崎先生(進路指導)

江崎
 原病院がダメになりましたが、中島助教授には「美容外科なんて社会の裏街道歩いてきた奴がやるものだ!」と怒鳴られ、酷く毛嫌いしておられるのが分かり母校に入局出来ないし、さてどうしようと思った時、他大学への入局を考えました。そして教授が超有名な昭和大学の形成外科へと夜7時頃でしたか医局に電話し、出てくれた若そうな声の先生に相談しました。しかし私が美容外科強調し過ぎたせいか、お返事がトーンダウンの感じで私は益々悩んでしまいました。それで郷里の先輩とも言える大森系美容外科学会(形成外科系)の理事の江崎先生に勇気を持って電話を掛けましたら、すごく親身になって話を聞いて下さいました。
 そして答えが「美容外科をやるなら整形外科で始めた方が良い。」でした。(以下旧ブログコピペ∮)
∮「将来美容外科で開業するつもりなら、麻酔と救急を修めておかないと危ない。手術は局所麻酔であっても患者によってはアナフィラキシーショックなどで心臓停止を起こす場合もあり、その時、医者はパニックに陥らず冷静にテキパキ対処できるかが問われる。開業医は人を殺したら終わり。手術テクニックだけ身に付いても麻酔と救急の不安があれば美容外科開業後の手術領域は侵襲の軽微なものに狭められてしまう。」
 「そのため卒後は美容外科に通じるテクニック(手)を身につけつつ麻酔や救急にも深く入り込むため整形外科入局の方が良い。整形外科は形成外科のテクニックを含むものだし、整形外科の症例は膨大だから昼も夜も手術や外傷処置ができますよ。」
 とのご指南を受けたのです。今思えば、先生のご長男は当時慈恵医大の学生で、あの大学の形成外科は整形外科の教授選で落選した助教授が、形成外科で教授になった経緯があった事など念頭にあったと思います。∮
 江崎先生ご自身も県立病院耳鼻科医長のご経歴の後での美容外科でしたし、また嘗て大分医大の学生だった加曾利先生に「だから大分分院に訪ねにきた彼にに同様に指導し、彼は卒業後、杏林大学の麻酔科に入局、同時に江崎クリニック東京本院に週1回パートで通った。麻酔科標榜医を取った後、形成に移り、江崎クリニックには引き続き来ている。」などと言われていました。そう言えば高須先生の後継ぎ、幹弥先生も麻酔科2年を経てから形成に入局されています。
 江崎クリニック大分分院には私が医師1年目に計10回くらい見学させて頂きました。久留米⇔大分、日帰り往復6時間でよく通ったと思います。