小池劇場:民進党の破壊で安倍首相と相互扶助を狙った奇略

今、開票速報が続々と出ていますが、 小池氏が9月末に希望の党という虚構を大上段にぶち上げたのは高等戦略だったと私は観ています。
表題は推論ですが、以下ご説明します。

小池氏が座右の書と述べている『失敗の本質』を学び取っているとして、今回の選挙は「小池氏の政治力の失墜」ではなく、現時点で後で首相になるための最善の仕掛けだった筈です。

今年7月21日、都議会議員選挙の小池氏圧勝後に安倍・小池・小泉氏で会っています(画像)。寝業師がセッティングかとあります。
小池氏は都知事選に出る前は自民党内で安倍首相に干されていた身ですから、これは祝賀とかでなく、お互いの次の一手での話し合いと思います。なお安倍首相は都知事選の時、自民候補への応援演説を断っていますから配慮はありますね。
以下が今の私の推論です。

安倍:支持率が低下してきている。いつか解散総選挙しなくてはならないが、自民が大勝できそうにない。特に野党共闘されれば自民は過半数割れ、そうでなくても議席大幅減で首相続投は無理。
小池:都議会議員選挙のため自民都連を敵に見立て圧勝したが、ネタに使った豊洲が何も手が付いてなく経済的損失も大きい。オリンピック準備にも難問山積で、森元総理は煩く排除したい。
小泉:昔、俺は“自民党をぶっ壊す”と言ったが、民進党をぶっ壊せんかね? 平時の羽田、乱世の小沢、大乱世の梶山と言ったものだが今なら小池ということで。
安倍:民進を分断し私の首相続投の道を開いてくれたら、国政が都政を全面的に応援する。
小池:分かりました。前原氏と組んで民進を分断、且つチョロネズミ議員は懐に入れた上で落選させてみせましょう。3~4年後に首相になるのを念頭に小池新党の基盤は作りたいですし。

・・・上記の密約があったから、小池氏は大女優として政界を狂乱させたのだと私は窺うのです。
内政は苦手な小池氏が、選挙後なぜか都政運営が上手く行き出したら上記の密約があった可能性は考えられます。

小池氏は「 私の言動に問題があった」「今度は私の完敗でした」などと表面的な謝罪をして後日代表を前原氏に代わった後、都知事として 都政運営もオリンピックも上手く行けば、3~4年後の小池首相誕生は有り得ることでしょう。
選挙のブログはこれで終了します

17/11/04 追記:昨日ご来院患者さんから、このブログを読んで感心したと褒めて頂いたので、つい補完資料を出したくなりました。⇒ 安倍・小池・小泉氏は4月にも会っています。9月上旬は安倍首相側近に小池氏は「東京五輪の成功を約束してくれるなら・・・」と約束しています。また安倍首相は最近“東京五輪は自分が強く指導する”と意気込んでいる。とあります。・・・どうですか? 私は“大乱世の小池”と思うのですが。