女の子そのものの男の子が来院して驚いたやら嬉しいやら

 昨日、予約表に性同一性障害(GID)の人が来院するとあり、どんな人が来院されるのか心待ちにしていました。来られたら受付の方から女の子そのものの声がして、その後、カウンセリング室に入って来られ私の視界に入れば、「おおっ!女の子してる!(感動)」と驚いたやら嬉しいやらでした。予診表の性別の(女)にもマルがしてあります。
 声の高さは明らかに女性で、イントネーションと言いますか声使いが女性そのもので、眼差し、手の動きなどからも脳の中から女の子そのものと直ぐ分りました。驚いたことに女性ホルモンを始めたのが1年前からだそうで、肌のキメの美しさや髪の生え際が丸いことなど元々男性ホルモンの値は高くないと推測しました。
 相談内容はもっと綺麗に女の子らしくで、社会生活は女性として営んでいて男性から交際を申し込まれること、しばしばだそうでした。
 私は目と輪郭の話をしましたが、この人のように社会的パス度がかなり高い人なら、私も非常にやる気がします。この人に私の性同一性障害ー性別適合手術のブログを見てもらい、表題の「
体に心を合わせるか、心に体を合わせるか!? 性とは心を生きると書く。」とは名文句でしょう。っと話しつつ、でも散々悩んだ上での言葉となるんですよね・・・。などと続けました。(続く)