TR LINE というのも極細吸収糸埋入なのだが

TR LINE スレッド 写真のトンボ針での極細吸収糸の埋入は先日のShopping Threadと言わず「TR LINE」と名づけられているそうですが、ワークショップの案内に「リフトアップテクニックセミナー」とあるのには、表現のオーバーさを覚えます。
 説明書きには「細い糸を皮膚に埋め込むことで皮膚を若返らせる技術です。●異物の存在に応じてコラーゲンを産生する。●治療領域を刺激して血流と代謝を増加させる。  2つのメカニズムによって肌質を改善し、色素異常の減少とリフトアップ効果をもたらします。」とあります。
 ですが、『ダメージによる炎症、その結果の拘縮』という病態を響きの良い言葉に置き換えたに過ぎません。また「色素異常の減少」とは代謝の亢進による影響というのでしょうが、そんなにハッキリした効果にはならない筈です。
 また冒頭で“表現のオーバー”と書きましたが、この種のものは、「リフト:Lift」でなく「タイトニング:Tightening(引き締め)」という方が適切です。
上述のように書きましたが、クリニックにとってレーザー機器のような設備投資が不要で、患者さんにとっても安価でそれなりの効果を得られるこの施術に存在意義はあると思っています。
 ただ、Shopping ThreadもTR LINEも皮膚への刺激ということなので、「毎日頬に往復ビンタを喰らったら似た効果が得られませんか?」と問われれば私は否定しませんw。