タレ目形成(グラマラス)の効果を持続させる手術
私は10年以上前から自分でよくよく考えて、タレ目の手術は皮膚側も切開するのだから、そのまま奥に進んで瞼板筋の縫縮を行い好成績を上げて来ましたので、それを日本美容外科学会で発表したのですが、フロアーの先生から「その術式はジョーンズ変法として既に発表されています。」と言われました。なるほど、真剣に考えて行けば同じような術式に達するものですね。
上瞼の二重も埋没法なら後でラインが薄くなったり消失したりしがちですが、全切開なら普通は作った二重はずっと維持できるものです。だから下瞼もほぼ全層を扱えば何年経っても形状の維持ができるはずと思って始めた訳ですが、今はそれを実感しています。
さて、モニターの方が久しぶりにご来院して下さいました。
見て分かりますように術後1年9か月過ぎても大きな目が美しいです。下瞼の絶妙なカーブが維持できています。
余談ですが今、Yahooのニュースで美容外科に参入する医師が増加してることが記事にされていると、それを読んだ人が投稿欄(ヤフーコメント=ヤフコメ)で、美容外科や美容外科医のことを批判する人は少なくないです。
そこに「美容外科は芸術!、感性を高めて渾身のエネルギーを注いで作り上げるものです。」と現場で働く医師の気持ちを書いてもどこまで理解されることでしょうか。以前、私はヤフコメに美容外科医であると表明して投稿をしていましたが、何を書いても「うーん:反対」が多かったです。それでもう社会啓蒙なんて虚しいから、目の前の患者さんを綺麗にするのに集中だけで宜し。と悟りを開いてしまいました。
昔、漫画制作をしていた時は、週刊誌連載ペースで1週間に2枚ほど原稿を仕上げるのでは、ネームまで出来た後でペン入れする時間的な余裕がなく、1コマ1コマの絵の完成度を高めるのは無理と諦めたわけですが、美容外科手術では十分時間を掛けられますから、仕事をすることに納得感があります。
私は医学部入学時に50%くらいの確率で将来美容外科医になると思っていましたが、医学部4年時に決意はほぼ固まったものの当時は美容整形への非難が凄く多かった時代でしたから、その決断ができたのは大学病院の医局員時代に週1回美容外科に見学かタダで働くことを繰り返した卒後4年目の時でした(医学部入学時から数えれば10年目)。そして後年美容外科を極めるべく九州の田舎から関東に出て来たのですが、道は開け総じて思うように事が進んでいった感じです。















