鼻尖縮小の再手術は難しい

鼻尖縮小に効果が少ないわけ当院へは鼻尖縮小の再手術希望で来られる方も多いです。大半の人は「あまり変わらなかった。」「後戻りした。」というものですが、私は必ず執刀医の名を聞きます。その時、鼻尖でいわゆる名医のうちにいる医師の名を告げられると神妙な気持ちになるものです。
それは実際に鼻を触診で触ってみると鼻翼軟骨の上方をキチンと削っているようですし、皮下脂肪も薄くしかない感じです。鼻翼軟骨の正中縫合は必ずされているのも分かるものです。
ほぼ良い仕事をされているのに患者さんの満足が得られてないこともある。それが鼻尖縮小の難しさです。私はそれを夏ミカンの皮を例えて説明します。中を取っても厚い皮がそのままでは形状が変わり難いというものですが、実は平成の初めに私に美容外科の指導をして下さった徳永先生のカウンセリングの受け売りです。この例えは非常に相手に分かり易く、リッツの理事長の廣比先生も昨年10月、鼻の手術の著書(医学書)を出された際にこれを使われています。これは昨年5月、私が鼻尖縮小の学会発表した際に廣比先生が座長をされていて、「良い例えですね。使わせてもらっていいですか?」と聞かれたので、「どうぞ。」と言ったからでしょうが、徳永先生の例え話が時空を超えて廣比先生の著書に付記されているとは感慨深いものです。
さて、名医のやった鼻尖縮小の再手術希望は!? と言いますと、私は実質断っているに近いです。もう殆どやれる余地がないからです。患者さんに「そこをもう一歩踏み込んでやって下さい。」とも言われる事もあるのですが、「踏み込めばリスクが高まります。不確定要素が大です。」などと私は言います。ですから大半の人はやらないものです。
なお担当医が鼻尖縮小に不慣れで軟骨縫合だけで終わらされた患者さんが再手術を希望で来られるた場合は、これは視診・触診の上お引き受けすることが多いです。