大震災:救命救急を思う時

救急医療のマンパワー 今回の国難に際し日本人たるもの被災地に一致団結して救援の手を差し伸べるべきです。だから節電・停電に協力し、増税も止む無しで助け合いましょう。
 さて、宮城県周辺の病院も被災者の方が多過ぎて十分な対応が出来てないそうですが、このような事は平時において全国的にあります。それは夜間です。
 一般に、大病院と言えども夜間の救急搬送を受ける体制はお粗末な病院が多いです(私が居た徳洲会系病院は例外)。ですから私は万一の急変時搬送の用心として、全身麻酔や硬膜外麻酔の手術は日中に行うのを原則としています。夕方5時までだったら大病院のマンパワーが豊富で安心だからです。もっとも開業して9年余り経ちますが、ただの一度も救急車などで搬送したことはありません。