小切開(部分切開) ①(イイカゲンな手術なのか?)

スーダラ節 無責任一代男二重手術のことですが、先日カウンセリングに来られた患者さんが、「○○○クリニックの●●先生が、小切開なんてのはイイカゲンな手術で、私は切開と言えば全切開しかやらない。」と言われたと聞きました。やっている医師は無責任一代男のように聞こえますが、私は同様の言葉は平成元年から何度も聞いていますし、実は平成8年まで私自身が言っていた言葉でもあります。
 私は昭和63年の2月から久留米大学病院‐門司労災病院のオフ日はほぼ全て美容外科天神勤務に当てており、同年7月以降は行けば埋没法ばかりやっていました。あの頃は、ウキウキドキドキで埋没法命!と熱くなっていましたが、逆に私がやった埋没法で後でラインが取れたと聞くとガーンと打ちのめされる思いでしたし、外人万歳ギャルから白人の写真など見せらると、「うっ…」と言いかけて「院長お願いします。」と長谷川院長の全切開のカウンセリングにバトンタッチしては、埋没法の限界は悟らされていました。(続く)