アゴ削りについて美容外科学会で発表したこと

   10月12日の美容外科学会の際は顎の骨のVライン形成ついて発表しました。私の直前にリッツ美容外科の広比先生が殆ど同じ演題で発表されたのでサイド削りの注意点で内容が重なってしまったのですが、広比先生も言われていましたように両サイドで神経を損傷しない幅は6mm+α、普通の女性なら6~7mmといったところでしょう。下歯槽神経管のすぐ下を削ることになるので、すごく慎重を要する、この場合の手術のキモとなります。
一般的に患者さんは顎を短くして下さい。と希望されてくるのですが9割以上が女性ですから、ここで大事なのは両サイドまで削る事です。添付画像は学会の際に供覧して頂きました骨切りした骨片をセメダインで着けたものです。奥の方は平ノミで微細に削りクズ状となり洗浄の際に吸引されて失われるので、セメンダインくっ付けられなかったところもあるのですが、まあこのような形での骨切り&骨削り術となります。(大きな画像は≫アゴ削り講座:医学へ
カウンセリングの段階で事前にどこまで削れるかはレントゲン撮影をすれば大まかには分かります。当院の場合、同じビル内の内科で撮影して頂きます。顔のレントゲン2枚と全身麻酔用の胸のレントゲンと心電図で、合計5,000円くらい掛かります。なお私は3次元CT画像は反って骨の中の下歯槽神経管は見えない訳で、撮影しても特に有用性は無い気がします。