湘南鎌倉総合病院・茅ケ崎徳洲会(総合)病院

湘南鎌倉総合病院 茅ケ崎徳洲会病院本日は休診日だったので、久しぶりに嘗て奉職した徳洲会の2つの病院への小旅行にまた行きました。
本来私は旅行に趣味はないのですが、この2つの病院では私は全身全霊で頑張って来たし、結果も出してきましたので、今もって懐かしいです。ここを訪れると活力が湧いてきますので、退職後も14年間くらいは年に1回位、病院訪問をしていました。
しかし平成22年に湘南鎌倉総合病院は移転し私が居た旧館は無くなりました。そしてその2年後に茅ケ崎徳洲会総合病院は藤沢に移転し、湘南藤沢徳洲会病院となりました。しかし茅ケ崎の地に徳洲会病院がないと地域の人も困りますから規模を縮小して「総合」の名がない茅ケ崎徳洲会病院としてリニューアルオープンしています。
私は平成20年くらいからは2年に1回位、訪れていますが、前回26年の時は茅ケ崎徳洲会病院は建築中でした。ですから今日初めて建設後の病院を見たことになります。

さて何故今日訪れたかと言いますと、先日の裁判の判決確定(12月10日)のことが理由です。
徳洲会病院は決して儲け主義ではありませんでした。私が入職して間もない頃、今、湘南鎌倉総合病院の院長をされています塩野先生(整形外科部長)が私が主治医となった骨髄炎の患者さんへの持続灌流液に多量の抗生物質を混ぜようと提言されたことがあります。これは学会での研究発表では有用性が認めらていましたが、健康保険では認められていませんでした。しかし「病院が損しても患者に有用ならやる。」と言われ実行し、患者さんは完治しました。 徳洲会では時々そういうことが行われていました。また若手医師は皆平日は23時過ぎまで働いて当たり前で、正直言って『労多くして益少なし。』の過重労働の毎日でしたが、皆不平も言わず、己が報われないことであっても汗をかく事を厭う者は徳洲会に居る資格がないという暗黙の了解がありました。更に事務系の人の毎朝の唱和の中に「お金に困っている人には健康保険の自己負担分3割を免除する。」というのもありました。

私は美容外科の常勤となっても、また自分で美容外科クリニックを開業しても徳洲会主義で生きて来たつもりです。ですから後に裁判で私を訴えた患者さん(原告)に対しても、この人が尋常でない言動を繰り返す中で、「死ぬ死ぬ」は真意と観て、何とかそれだけ回避のするために、金銭支払い対する医療サービスの提供とは全く違い、治療費タダで、ひとえに人道上の理由で私は夜中だろうが、明け方だろうが、物凄く尽くしました。
しかし、後で提訴され「手術を短期間で繰り返した事は明確な過失であり、医師ともあろう者が、患者が強く望んだからと受けるものではない。」との主張をしてきたのです。
これには驚愕しました。「手術を直ぐしないと“死ぬ死ぬ”」と迫った側からの、こんな提訴ってあり得ません。
徳洲会主義は性善説ですから、当たり屋の様な人たちからツケ入れられる隙があるのだと顧みます。
その事が辛くなって、センチメンタルな気分になり2つの徳洲会病院を見に行ったのです。