ポンチ絵描きも美容外科もクールジャパン(Cool Japan)へ

クール・ジャパン 私が子供の頃は漫画家は「ポンチ絵描き」との蔑称もありました。しかし今は子供たちに将来なりたい職業でいつも漫画家は上位に入るようになっています。
それもそのはずで日本の漫画やアニメは世界を席巻しています。フランスでは現在、日本の漫画を指す語として、「manga」という語彙が流布していまして、今ではかなりの日本漫画消費大国となっています。日本漫画やアニメのコスプレも盛んだそうで、コスプレ大会が各地で行われていると聞きます。私にとって戦後のフランスとはド・ゴール主義で唯我独尊的と思っていただけに、これを知った時は結構ビックリしました。またドラゴンボールの「カメハメ波」大会というのも世界各地で行われているそうで、オーストラリアでやっている映像を私は見た事があります。
だから日本漫画・アニメから「洗練され感じがいい、カッコイイ、憧れちゃう」という意味で「クールジャパン」という呼称が創られ、今では日本伝統の文化まで広く含めて国を上げて推進して行こうとしています。
日本漫画や日本アニメが、それらを生み出した日本という国自体を肯定的に解釈し、日本に対する親近感や敬意、日本の自動車・電器産業製品の購買にプラスに働いているのは間違いありません。
私にもっと才能があれば漫画家で生きて行きたかったところですが、少し現実的になって美容外科医師で生きて来た事は賢明と思っています。
そして私が思うに、優れた美容外科手術を行うのは担当患者さん個人の幸せになるだけでなく、漫画やアニメがそうであるように国益に繋がると考えています。私は鳩山由紀夫のような反日日本人ではありません。