フェイスリフト後の輪郭とハリ(毛穴含む)の変化

本日ご紹介の患者さんは3か月余前に頬ミニリフト(脂肪吸引含む)、1か月前にコメカミ~もみあげフェイスリフト+ケーブルスーチャーをお受けになられた方です。
実はモニターでなかったのですが、手術結果に大変ご満足され、メールで画像を送って下さいました。
そしてその画像をネットに挙げるのを患者さんが奨めて下さるので、お言葉に甘えてメール添付の画像を挙げさせて頂きます(上が術前、下が術後)。ご覧のとおり、顔下半分がスッキリされています。
切開のリフトですから糸のリフトと違って肌のハリが出ており、毛穴まで目立たなくなっています。

私はリフトの際に脂肪吸引を組み合わせて行うことが多いのですが、リフトで引っ張るだけでなく、脂肪のボリュームダウンを図れるので効果はハッキリしたものが得られ、この効果の持続性が期待できます。

今は、糸のリフト単独での施術(フェザーリフト)が大流行りですが、実はパッと見た目の効果は数カ月で無くなるのが普通です。これを僅かな効果の名残りまで見て2~3年維持とか言うのは明らかにオーバートークと言えます(嘘とまでは申しません)。
4月の美容外科学会でも某先生の発表は、患者さんたちに対するアンケートとして、下記内容が、スライドに明示されました。
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・糸のリフト後に半年経っても効果あったと回答した人はたった1人だった(その1人は経過中にレーザー照射を受けていたので、そのためでしょうとの見解)。
・糸のリフトを1度受けた患者さんのうち3分の2は『もう2度と受けない』気持ちとのこと。
・上記理由は効果が価格に見合っていないから(だからもっと料金が安くなればリピーターは増えるとの見解)。
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切るリフトは患者さんには心理的なハードルが高いのですが、結果的には糸単独のリフトより満足感が大きいと言えます。

(この頁は後で加筆するかもです。)