PRPFまたはPRPG注射がフィブラストスプレー添加では危険
自分の血液から血小板を多く含む血漿成分を顔面に注射するPRP療法が学会で発表されてから20年ほど経ちます。
しかしこの治療は凹みのボリュームを補うのは一過性で効果が持続できないことが分かると、記事のような増殖因子を含む「フィブラストスプレー外用薬」を混入させて注射する医療機関が現れました。
本日の記事がそれです(画像クリックで拡大)。

以前、私がブログで画像を揚げ解説しましたようにフィブラストスプレーのバイアルには、以前から赤書きで『禁注射』と明記しています。それでもPRPに混入させることを続ける医療機関が複数存在しますので、発売元の科研製薬は令和4~5年頃に各医療機関に注射しないようにお願いする手紙を郵送しています。
記事を読むと被害を受けた患者さんたちは「平成30年~令和4年」とありますので、このクリニックは流石に科研製薬の直々の手紙を受け取って止めたのかと思います。
「フィブラストスプレー=Fiblast Spray」です。また線維芽細胞増殖因子ですから「増殖=Growth」です。それで今、「PRPF注射」や「PRPG注射」と称して行っていますクリニックがフィブラストスプレー外用薬を混入させているのではないか?と気になります。
今はネットで専門情報も容易に知り得ますから、患者さんの中にはそれを問い質した人が居て、メールでの担当医の回答をスマホで読ませてもらったことがあります。
その医師の回答は下記のようなものでした。
「フィブラストスプレーにセットされている溶解液には塩化ベンザルコニウムという消毒薬が含まれています。ですからこの溶解液で溶解させたフィブラストスプレーを注射するのは消毒液を注射するようなものですからダメですが、生理食塩水で溶解させたものを注射するのなら問題ありません。」
本気で書いているのか?と思える回答でした。
今は患者さんを煙に巻くような回答をしたところで、嘘はバレるものです。
PRPFまたはPRPG注射を行っているクリニックで治療を考えている場合は、メールなどで活字として記録が残る形で「フィブラストスプレーではない」との回答を得てから治療を検討して下さい。















