私の二重手術、小切開の進化
![二重:小切開の傷の変遷 二重:小切開の傷の変遷](https://www.dr-kimura.com/wp-content/uploads/360640d1bc25756194952c7f8093fcc6.jpg)
以前書きましたことは図の如くです。脱脂の傷はやや外側で、脱脂しか行わないので2㎜以下の切開もしくは太めの針で穴を開けてで出来ます。しかし小切開は脱脂+瞼板前組織と眼輪筋の固定という作業が加わるため、あまりに小さい傷では不可能です。10年位前に行っていた2ヶ所切開でも良いのですが、やはり目頭&目尻付近もきちんと内部処理しようとすれば、3ヶ所切開の方が良いです。それで3ヶ所切開に移行しましたが、慣れてくるに従い、経験的に1ヶ所2.8~3mmの切開があれば確実に瞼板前組織まで達し、そこを眼輪筋と固定することができています。なお、この切開は皮下全体をいじる窓に過ぎません。切開した直下だけ処理するわけではないので、切開部分だけが凹むようなことはないのです。