シリコンプロテーゼ+耳介軟骨移植で外人鼻に

鼻 鷲鼻削り・プロテーゼ・耳介軟骨 この方の場合、外人風の意向が強いのはよく分かりましたし、当院のモニター写真、ブラジル美人の鼻になりたい に憧れるとのことでしたので、鼻をハッキリ変えてみました。術後写真は13日後ですから鼻根部に若干腫れが残っていますが、ご希望に則せたそうです。
 普通は外人鼻というとシリコンプロテーゼ+耳介軟骨か、シリコンプロテーゼ+鼻中隔延長というところですが、この方は鼻筋の中央が中高いのでヤスリで少々削っております。
 外人鼻とは意外に鼻のトップの位置が高く、鼻柱が出ています。ですから鼻唇角が100度位はあって、鼻先が上を向いているのですが、鼻が高いから、日本人の鼻の鼻が上を向いているというのと趣きが異なり美しいのです。
 今は亡き銀座美容外科(銀座整形)院長の森川昭彦先生など好んで、このような鼻を作っておられました。そして森川先生はプロテーゼのL字の脚の端に台のようなものを付け、森川式台付きプロテーゼなるものをご発表もされていましたが、銀座のホステスさんに好まれそうなド派手な鼻も作れる技術を持っておられ、軟部組織の伸びが悪ければプロテーゼを厚いものに定期的に入れ替えることで高い鼻を実現するという事もされていました。これらをして『鼻は育てるもの。』とも言われ、数々の名言を残された歴史に名を馳せた先生でした。