タレ目(グラマラスライン)形成+目尻切開

モニターさんのご紹介です。日本人の多くは東洋人らしいツリ目の人が多いのですが、ほどよく下瞼縁を下げた方が好感度が高まります。
また目尻切開も合わせて行うことが多いのです。目尻切開の効果の限界(切りすぎると眼球との付着部が見えて不自然)として効果は2mm未満ですが、それでも目が外にも大きくなった印象になりますから、やはり価値のある手術です。
タレ目(グラマラスライン)形成+目尻切開(画像はクリックで拡大
切開は睫毛の生え際ギリギリで行うのですが、この部位の傷は顔の皮膚切開手術の中では一番綺麗に治るもので、術後の3か月を過ぎてきたら一見傷が消えたように綺麗になります。

このタレ目形成+目尻切開の一般的なリスクというか問題点は、一時的にですが、球結膜浮腫(眼球の表面の膜の下に麻酔液、浸出液が滑り込んで白目にブヨブヨしたものが付いたように見える)が、ほぼ必発なことです。
程度が軽いと1週間ほどでだいたい消失しますが、私は患者さんには軽く考えてもらいたくないので、2週間くらいまでは消えないことも多いです。と言っています。

他のリスクは、全切開二重と同日に行うと暫くは就寝中に薄目を開けてしまっていて、白目が乾燥することが有りえます。ですから基本は全切開二重と同じ時期に行いません。
しかし近々外国に行くとか特別な事情があれば、術後2週間くらいは就寝時に眼軟膏を塗るのを守ってもらうならばと、お引き受けすることも稀にあります。

なお感染は本当にないですね。私自身だけでなく他の医師と話しても瞼手術・目頭目尻切開で細菌感染は聞いたことがないです。これは目周辺は血流が豊富なので白血球やマクロファージなどが細菌を直ぐ撃退してしまうからでしょう。

私のタレ目形成の術式は、また書きますがジョーンズ変法です。嘗て私は下瞼の裏と表の表面を手術してタレ目形成を行っていましたが、私の技量の問題かもしれませんが半年過ぎてくると後戻りがありました。ジョーンズ変法は上瞼で言えば全切開+挙筋短縮前転法のようなもので何年経っても持続性があります。私は一番良い術式と思っています。