バクマンが終わりました -10年越しの-「夢と現実」

バクマン ブログには美容外科以外の事はあまり書かない方が良いと思っていましたが、本朝、少年ジャンプの「バクマン」を読んで、やや唐突でしたが最終回だった事を夜また思い出して、感慨深くブログに書いてみたくなりました。
 以前のブログに書きましたように私は「ヒカルの碁」以来、漫画家の小畑健さんを高く評価していて、ヒカ碁の「藤原佐為」は大好きでした。デスノートもほぼ毎週読んでいて、両作品はジャンプ史上、傑作に値した作品だったと思っています。
 その点、バクマンは漫画を描いてきた人でないとデスノートより一見劣化した画風も相まってイマイチな作品に見えたかも知れまん。私は連載当初は漫画制作の内輪話では早晩打ち切られるとの予感もしていましたが、後にTV化まで成し、大場・小畑コンビは、やっぱり凄いな。と脱帽しました。
 本日の最終回に至る前にもう一話挟み、ゆっくりと純愛のムードを高めてもらいたかった気もしましたが、ヒカ碁やデスノートの最終回よりは、良かったと思います。
 最終回を迎えるにあたり、主人公の描く漫画がアニメ化され、そのヒロインの声優を彼女がやれたら結婚するという、10年越しの夢が実現してプロポーズしたなんてクラクラッとします。締めの頁は、中学時代の席の並びになぞらえ「これからは、ずっと隣にいられるね」と言っては微笑んでいたのは印象的でした。