頬脂肪吸引

小顔になりたいと希望される時、1回の治療で永続的に効果を維持できる一番多い治療は頬の脂肪吸引です。

このモニターの患者さんは20代前半の人で、何ら問題なく治療効果が出ています。1ケ月あまりでも、スッキリしていますし、肌のハリの回復もよく殆ど問題ありません(画像をクリックにて拡大)。
殆どと書きましたのは、吸引したところが触ると若干感覚が鈍いとか硬いところがあるからです。しかし生活に支障はありません。3カ月過ぎる頃になれば硬さは無くなって行き、感覚も半年までには術前と同じように戻るのが普通です。

頬脂肪吸引で一番大変なのは術後1週間位は包帯グルグル巻きで頬を圧迫しなかればなれないことです(このモニター様画像をご覧下さい)。私は術後に院内で私が巻いた包帯を3日間は外さないようにご指導し、3日経ったらシャワーを浴びる際や食事の時のみ外しますが、他の時間帯は出来るだけ長時間巻いて圧迫を続ける様にお伝えしています。
1週間もしたら吸引した脂肪の量と残っている腫れが同じくらいでお化粧すれば一応は社会復帰可能です。内出血の色は多少はありますが薄い黄色がメインで紫色は殆ど見られないことが多いです(この辺は手術の丁寧さ、吸引管の愛語的な動かし方で差は結構あると思います)。

脂肪吸引後に大分スッキリしたれど、まだ奥歯の横辺りに脂肪の膨らみが気になるという人がいます。その脂肪の膨らみの原因はバッカルファットです。皮下脂肪とは別に粘膜側に近いところに別種の脂肪の塊が存在します。
これは頬粘膜を小切開して切除しますが、通常は鶏卵の黄身と同じくらいの量が取れます。

頬脂肪吸引後にとバッカルファットも取れば顔面骨削りまでしなくても顔の下3分の1がスッキリシャープな印象になっている人も多いものです(このモニター様画像をご覧下さい)。