日本美容外科学会 第43回

本日は小倉で美容外科学会でした。『う~ん、やはり参加者は少ない。』フロアを見たところ例年の半分くらいです。もっともサテライト会場が東京と大阪に設けられので、そこの画面での出席者数も合わせれば、一応例年の半分は超えたと思います。

私は「局所麻酔単独の日帰り脂肪吸引~」ということで学会発表でしたが、この日のために前々から念入りに発表内容の精査を続けていました。発表の持ち時間は6分、質疑応答4分です。

過去に発表でモタモタして黄色のランプが点き、重要な最後の方をサッサと喋らざる得なかったこともあり、全体の時間配分を考えながら、午後の会員総会(学会の財務的なことなど事務的なこと)の時は外の椅子に腰かけては、発表内容を何度も繰り返し音読しキッチリ6分で話せる最後の仕上げをしていました。

発表は熱のこもった良い感じで話せ、それに呼応して発表後は3人の人が手を上げ質問等して下さいました。そして、もうちょっと時間がありましたから、フロアーに学会理事長が来て下さっていたので、ご意見を下さるようお願いし、発言していただきました。

このセッションが終わった後で、会場の出口の方で再び理事長にお声掛けし、「学会としても何か良い方法を考えて下さい。」とお願いしましたら、「ついさっきの理事会で理事長交代となったから、僕はもう理事長ではないよ(笑。でも理事会では、この件に関して何か言っておきましょう。」とのお言葉を頂けたので、『嗚呼、発表した甲斐があった。』本日の発表のための労が報われた気がしました。