鼻中隔壁延長 (肋軟骨)

本日ご紹介のモニター患者さんは、お鼻のコンプレックスを解消したいと、男性俳優の画像をご持参され、しっかり長さと高さを出すご希望をされ、それに沿って手術を行いました。
鼻中隔延長 鼻中隔壁延長で大きな効果を出すために強度がある肋軟骨を使い、鼻筋はI型シリコンプロテーゼを使用しました。術後1年4ヶ月経っての経過観察でも高さと長さが維持されているのが分かります。
鼻中隔壁延長は技術的に難しい手術ですが、この手術法でないと、西洋人的な鼻への変化は得られないものです。
リスクとしてよく挙げられるのは鼻先の曲がりや、移植軟骨はそれなりに存在感はある大きさなので鼻息の通りが悪くなった気がする等があります。
しかし日本でもこの10年前から次第に普及しており、今では鼻を得意としているクリニックには重要なレパートリーの1つとなっています(大きな画像は⇒ココをクリック:ぺージ中段に載っています)。
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さて新型コロナですが、日本人は今の69歳以下はBCGを打っていますが、このため感染しても重症し難いのは疫学的には間違いないようです。

また報道では感染者数ばかり取り上げますが、感染者数は検査をどれだけ行うかで差が付き他国との比較もし辛いです。しかし死亡数ならば客観的比較の指標になります。

この場合、BCGを打つのを止めたスペインと、弱いながらもBCG(デンマーク株)を打ち続けているポルトガルでは同じイベリア半島内にも関わらず人口当たりの死亡者数に10倍以上の差がついているのは注目すべきことです。但し陸続きであっても国が違うので他の要因も考慮は当然でしょう(続きは明日へ)。